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Press Release
メッセ・ベルリン、モビリティ部門を新設
世界有数の輸送技術見本市InnoTrans、ベルリン国際航空宇宙ショーILA、欧州バス・サプライヤー専門見本市BUS2BUS、国際自動車部品見本市IZBなど、モビリティはメッセ・ベルリンの中心的なテーマのひとつです。イベントは成長の軌道に乗っています。最近開催されたInnoTransは、展示面積の点で世界最大の交通見本市となっただけでなく、ベルリン史上最大の見本市でもありました。今年は133か国から約17万人の来場者がベルリンの見本市会場を訪れ、コロナ前の水準を上回る来場者数と国際性を記録しました。
国際航空宇宙ショーILAも今年、約9万5千人が来場し、大きな集客力を示しました。一般向けチケットはすぐに完売し、ドイツ連邦政府からもOlaf Scholz首相を始め、閣僚もILAを訪れました。また、BUS2BUSも今年は来場者数増となりAI、モビリティ転換、バス観光の将来など、バス業界の将来に関する情報を提供しました。IZBでは、2008年からメッセ・ベルリンの100%子会社となっているメッセ・ヴォルフスブルクのチームが技術パートナーを務めています。IZBも33カ国から843の出展者と約4万人が来場し、好調な結果となっています。
11月からメッセ・ベルリンでモビリティ部門の責任者となるKai Mangelberger氏は、「鉄道、道路、航空を問わず、モビリティの転換が進行しています。環境にやさしい動力、デジタル化とAIの活用、新しいモビリティの形態、変化する顧客ニーズなど、テーマは多岐にわたり、業界間の交流の必要性が高まっています。メッセ・ベルリンのイベントでは、市場のイノベーションについて知る機会を提供し、業界の最新トピックについて意見交換できる理想的なプラットフォームを提供します。」と話しています。
Mangelberger氏は20年以上にわたるイベント分野の専門知識とモビリティ業界での豊富なノウハウを持っています。最近では、メッセ・ベルリンで世界の果物取引業界をリードする専門見本市「FRUIT LOGISTICA」のプロジェクトリーダーを務めました。2022年には、世界最大のエンターテインメント電子機器と家電の見本市である「IFA」のプロジェクトリーダーを務め、それまでも10年以上にわたり、プロジェクトのサブリーダーなどとして、国際的な見本市「InnoTrans」を担当していました。
1996年の第1回からInnoTransの立ち上げに貢献し、現在の規模にまで導いた部門長のMatthias Steckmann氏が退任されます。
InnoTrans について
InnoTransは、2年に1度ベルリンで開催される交通技術の国際見本市です。InnoTransの見本市部門は、鉄道技術、鉄道インフラ、公共交通、内装、トンネル建設の5つです。InnoTransの主催者はメッセ・ベルリンである。第15回InnoTransは2026年9月22日から25日までベルリン・エキシビションセンターで開催される。www.innotrans.deをご覧ください。