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Press Release
モビリティの未来をライブで体験: InnoTrans 2024 が鉄道輸送の革新技術をご紹介します
9 月 24 日~ 27 日の期間にベルリン見本市会場で開催される InnoTrans は、鉄道輸送とモビリティにおける革新技術のグローバルプラットフォームです。今年は、42 のホールの 200.000 m² の展示面積と、屋外ディスプレイとバスディスプレイで、59 ヵ国から 2,900 を超える出展者が最新の製品と革新技術を紹介します。
屋外展示スペースと線路が敷設されたスペースに 110 を超える車両を展示
InnoTrans の目玉は、旅客および貨物輸送用の 110 を超える車両が展示される、屋外展示スペースと線路が敷設されたスペースです。長さ 3,500 メートルの線路には、高速鉄道車両および近郊型車両、路面電車、そしてハイブリッド機関車や鉄道車両が並びます。プロフェッショナルなビジターは見本市ホールに直接接続したスペースで技術をライブ体験できます。
Siemens Mobility(シーメンスモービリティ)は、エジプト向け高速鉄道車両 Velaro(ヴェラロ)を含む合計 5 台の車両を展示します(屋外ディスプレイT7/40)。この車両は過酷な気象条件に合わせて開発されていて、砂漠の環境に対応できる要素と最高の旅客快適性を両立させています。その他のハイライトとしては、近郊型車両 Mireo Smart(ミレオスマート)があります(T6/40)。この車両は、変化する交通環境および高まる鉄道モビリティへの需要に対応するように設計されています。
Alstom(アルストム)は、Landesnahverkehrsgesellschaft Niedersachsen mbH (ニーダーザクセン州立近郊交通共同体 mbH)(LNVG) のための Coradia Max™ 近郊型車両を展示します。 この車両では、1 層および 2 層の客室構造を組み合わせて提供しています。さらに、Alstom(アルストム)は、ベルリンで最長の路面電車である BVG(ベルリン)のための Flexity™ 路面電車も展示します(T5/40)。この路面電車は空間的な広さ、持続可能性、および ODAS システムなどの革新的な安全システムが特長です。
Stadler(スタドラー)は、今年 8 つの車両コンセプトを紹介します。同社は、InnoTrans で初めて RS ZERO を展示します(T9/40)。RS ZERO では、水素駆動またはバッテリー駆動によって、支線上で二酸化炭素(CO2)を排出しない走行が可能になります。Saarbahn(ザールバーン)のための CITYLINK は、同時に鉄道車両であり路面電車でもある都市交通向けのモビリティソリューションです。路面電車と鉄道車両のネットワークで、都市と周辺地域を乗り換えなしで結合します(T9/45)。
線路が敷設されたスペースでは Hitachi Rail(日立レール)の高速鉄道車両 ETR1000 も展示されています(T1/40)。この列車は、ヨーロッパの様々な電力供給システムに対応しています。CRRC はエネルギー効率に大変優れている 近郊型車両 CINOVA を出展します(T2/40)。 Hyundai Rotem(現代ロテム)は新しい水素・燃料電池を使用する路面電車を展示します(T2/19)。Hydrogen Fuel Cell Tram(水素燃料電池使用路面電車)は静かな走行、高いエネルギー効率性、および迅速な給油が特長です。
Vossloh Rolling Stock は貨物輸送用 Modula BFC のための、水素を動力源とするハイブリッド機関車のデモ用モデルを展示します(T2/34)。フレキシブルで持続可能な輸送ソリューションとして、Modula プラットフォームでは異なった駆動方式を組み合わせて、様々な路線で効率的な貨物輸送を実現しています。
Tatravagónka a.s. の最新技術には、2 つの統合されたケージがある 6 軸インターモーダル車両 Sdggmrss があります。これらのケージは、特にクレーンを使用できないセミトレーラーでの、最大 40 t のの輸送および積載・積み下ろしに対応するように設計されています(T4/60)。
DB Bahnbaugruppe と DB Engineering & Consulting は、鉄道インフラのデジタル化導入に大きく貢献する 360 度マルチセンサープラットフォーム(MSP)を展示します(T11/40)。MSP では様々なセンサーと測定技術を 1 台の鉄道車両にまとめています。GNSS とレーザースキャナーで構成されるモバイルマッピングシステムで地面の 3D 画像を記録します。パノラマカメラでは周囲の 360° 画像を提供し、オプションのジオレーダーで線路の下の追加画像を記録できます。360° MSP は DB Bahnbau Gruppe と DB Engineering & Consulting(DB E&C)の共同プロジェクトです。
InnoTrans では約 220 の世界初披露の製品をご覧いただけます
交通技術の世界最大の専門見本市である Inno Trans は、Railway Technology(鉄道技術)、Railway Infrastructure(鉄道インフラ)、Public Transport(公共交通)、Interiors(内装)、Tunnel Construction(トンネル建設)の 5 つの部門に分かれています。第 14 回 Inno Trans のこれらの 5 部門では、約 220 の世界初披露の製品をご覧いただけます。バッテリー・水素・燃料電池機関車から、長距離輸送におけるバリアフリー乗車、さらに、MCX 経由の列車と地上間の通信、時刻表のためのAI 支援によるアルゴリズムやガラス向けのアンチグラフィティーフィルム(落書き防止フィルム)まで、幅広い製品とサービスを紹介します。
ワールドイノベーションガイドとワールドイノベーションツアー
出展者から提出された世界初披露の製品の概要は InnoTrans Web サイト(https://www.innotrans.de/en/press/innovations/)でご覧いただけます。到着した製品とサービスの短い説明は継続的に更新されます。すべての出展製品とサービスの要約は 9 月 16 日に PDF として発表されます。
出展者のブース、ホールの案内図、InnoTrans アプリ、およびオンラインプラットフォームInnoTrans Plus では、世界初披露製品にワールドイノベーションボタンが付いています。
InnoTrans では、興味のある方はワールドイノベーションツアーに参加できます。案内付きのツアーは、InnoTrans で世界初披露の製品を展示している出展者のブースを巡ります。すべてのツアーは無料で、所要時間は約 90 分です。毎日数回、ドイツ語と英語で行います。innotrans@spree-pr.com まで、電子メールでお申し込みください。見本市開催期間中は、午前 9 時からマーシャルハウスにあるビジネスラウンジのカウンターでお申し込みいただけます。詳細については InnoTrans Plus をご覧ください。
InnoTrans について
InnoTransは、ベルリンで隔年開催される交通技術の国際見本市です。鉄道技術、鉄道インフラ、公共交通、内装、トンネル建設の5つの部門があります。InnoTransは、メッセ・ベルリンが主催しています。2022年には、56カ国2,771社が出展し、137カ国132,319人が訪れました。屋外の軌道エリア/バス展示場では128両の車両と14台のバスが展示されました。次回のInnoTransは2024年9月24日~27日ベルリン展示場にて開催されます。詳細はwww.innotrans.deをご覧ください。