2024年9月24日から27日まで開催される世界有数の輸送技術とモビリティの見本市、第14回InnoTransは、これまで以上に需要が高まっています。すでに年明けの時点で、展示スペースの99％が埋まっています。

「私たちは、常に最新情報をフォローしつつ、今年の InnoTrans で出展者や来場者に新たな驚きを提供できることを嬉しく思います。新型車両、運行中の電動バス、AI、キャリアアップ、ワールドプレミア、初の鉄道系インフルエンサーフェスティバルなど、より多彩で、よりデジタル、そしてより持続可能なInnoTransとなるでしょう。InnoTrans が、明日のモビリティを担う世界最大の見本市であるということがますます際立ってきています。開催が待ちきれません」と InnoTrans ディレクターの Kerstin Schulz 氏は述べます。

42のホール、屋外・軌道エリア、サマーガーデンでのバス展示など、ベルリンの展示センターの20万㎡の敷地は、ほぼ全ての出店者がすでに決まっています。鉄道技術、鉄道インフラ、トンネル建設、公共交通、内装など、輸送技術に関するすべてがInnoTransでご覧いただけます。

出展者が続々と決まっています。今回ほど外国からの出展者が多い年はありませんでした。現在の登録状況では、全体の60％以上が外国の出展者です。その中には、ドイツ鉄道、イタリア国鉄、オーストリア連邦鉄道 (ÖBB)、中国鉄道、ポーランド鉄道 (PKP)、トルコ鉄道会社TCDD、エティハド航空、サウジアラビアのSAR、ドバイのRTA、ベルギーのInfrabel、韓国鉄道公社（Korail）、モロッコ国鉄など、18の国際輸送会社などが含まれています。さらに、16の国際業界団体が、それぞれの国の自部門の経済力を紹介します。スイス、アルゼンチン、韓国、スペイン、中国、英国、ポルトガル、チェコ、日本、スロバキア、オーストラリア、ブラジルが共同ブースを出展します。また、ウクライナも共同ブースを出展します。

注目のAI：メッセツアー付きAIモビリティ・ラボ

ホール7.1aの公共交通部門内に新設された「AIモビリティ・ラボ」の展示は、大変な人気です。AI、ロボット工学、サイバーセキュリティ、交通システムのデータ保護など分野の企業が出展するこのエリアは、出展ブースがほぼ埋まっています。ご関心をお持ちの企業の方には、ターンキーブースの一部にまだ空きがあります。特に、鉄道インフラ管理の計画だけでなく、予知保全、ネットワーク利用、交通監視のための実際のソリューションを備えた初のAIスケールアップ企業であるKonuxの出展が決まっています。またIsarsoftは、計画、運行、安全のためのAIベースのビデオ分析を展示します。このほか、DRAIVE、Nexterite、Tritem Microsystems、Ostirion、Engineering Ingegneria Informatica などの出展が決まっています。ホールのステージではトップスピーカーによるサポートプログラムも開催いたします。ご期待ください。スタートアップ起業家でサイバーセキュリティの専門家であるMirko Ross氏による新テクノロジーのセキュリティに関する基調講演がすでに決定しています。

さらに、AIモビリティ・ラボでは1日1回、InnoTransの各所でAIベースのソリューション／製品を見学するガイド付き「AIツアー（ランチ付き）」を開催します。ツアー後のランチでは、参加者同士でツアーの振返りなどを含めた意見交換を行います。

提供する: オンボード・ホスピタリティ・フォーラム

乗客獲得競争において、サービスは非常に重要です。InnoTransでは、「オンボード・ホスピタリティ・フォーラム」にて、快適性、エンターテインメント、飲食の提供について再び取り上げています。国際鉄道ケータリンググループ (IRCG)が主催する本フォーラムでは、専門家が一堂に会し、鉄道を利用する乗客への付加サービスの重要性について議論します。このフォーラムは、ホール1.1に特別に設けられたトラベル・ケータリングおよびコンフォート・サービス展示エリアを補完するもので、約15の出展者が参加します。

つながる: 第1回鉄道系インフルエンサーフェスティバル

ネットワーキングとお互いのことを知るために、国際鉄道系インフルエンサーフェスティバルを初めて開催いたします。これはInnoTrans の一部として、2024 年 9 月 27 日（金）の午前中に開催され、インフルエンサーやブロガーがモビリティ業界の著名なコミュニケーターと出会うためのイベントです。ショートプレゼンテーション、写真撮影、ネットワーキングなどがプログラムに含まれています。

InnoTrans について

InnoTransは、ベルリンで隔年開催される交通技術の国際見本市です。鉄道技術、鉄道インフラ、公共交通、内装、トンネル建設の5つの部門があります。InnoTransは、メッセ・ベルリンが主催しています。2022年には、56カ国2,771社が出展し、137カ国132,319人が訪れました。屋外の軌道エリア／バス展示場では128両の車両と14台のバスが展示されました。次回のInnoTransは2024年9月24日～27日ベルリン展示場にて開催されます。詳細はwww.innotrans.deをご覧ください。