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Presse-Information

2023年 七月 20

InnoTransの新しい展示エリア「AIモビリティ・ラボ」

• ネットワーク化が進む交通システムのためのソリューション
• 人工知能、ロボット工学、サイバーセキュリティにフォーカス

輸送技術に関する世界有数の見本市であるInnoTransでは、展示会場を拡大し、新たな専門展示エリア「AI モビリティ・ラボ」を増設します。 AIモビリティ・ラボは、人工知能(AI)、ロボット工学、データ保護、サイバーセキュリティをテーマとした展示会場です。この公共交通分野の展示は、InnoTrans 2024のベルリン・メッセのホール7.1 aで開催されます。

InnoTransは1996年以来、モビリティ産業のイノベーションと発展のための国際マーケットプレイスとなっています。InnoTransは隔年で開催され、世界各国から輸送会社や輸送団体が集まります。InnoTransのディレクター、Kerstin Schulz氏は、「公共交通部門に新しい展示エリア『AIモビリティ・ラボ』を設け、出展者と来場者が、鉄道業界における人工知能、サイバーセキュリティ、データ保護、ロボティクスの現在の課題と可能性についてのトピックについて、網羅的に情報を得ることができるようにしました。」と述べています。

デジタル化が進む時代において、公共交通システムのネットワーク化と自動化が進んでいます。AIの手法やソリューションの利活用がますます試されています。輸送技術とAIの組み合わせは、今後、輸送の効率化、持続可能性、顧客利便性の向上にますます貢献していくものと思われます。鉄道会社は、AIを活用することで、運行の最適化、保守作業の予測、安全性の向上、乗客へのパーソナライズされたサービスの提供などを行うインテリジェント・システムを開発することができます。その過程で、セキュリティーとデータ保護は、鉄道会社にとってますます大きな課題となっています。

AIモビリティ・ラボの展示では、専門家による講演やパネルディスカッションも開催されます。ここでは、専門家がそれぞれの見識を披露し、サイバーセキュリティなど、現在および将来の課題についてお話しくださいます。

InnoTrans について

InnoTransは、ベルリンで隔年開催される交通技術の国際見本市です。鉄道技術、鉄道インフラ、公共交通、内装、トンネル建設の5つの部門があります。InnoTransは、メッセ・ベルリンが主催しています。2022年には、56カ国2,771社が出展し、137カ国132,319人が訪れました。屋外の軌道エリア/バス展示場では128両の車両と14台のバスが展示されました。次回のInnoTransは2024年9月24日~27日ベルリン展示場にて開催されます。詳細はwww.innotrans.deをご覧ください。