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Presse-Information

2022年 四月 11

InnoTransポッドキャスト:公共交通機関のデジタル化

ソフトウェアプロバイダーであるHacon社では、あらゆる交通手段やプロバイダーをシームレスに使ってご旅行いただけるプラットフォームソリューションやアプリを提供しています。同社CEOのMichael Frankenberg氏が、ポッドキャストでMobility as a Serviceの仕組みと課題についてお話しくださいます。本エピソードは、2022年4月12日から配信になります。

「すでに車は「Apple」、「Android」、「Google」に対応しています。特に公共交通機関では、デジタルエコシステムに対応するために、まだまだ必要なことが多くあります。」とSiemens Mobility 子会社であるHaconのCEO、Michael Frankenberg氏は述べています。

Michael Frankenberg氏はモビリティシステムの設計に重要なことは、需要と供給が合致することだと言います。また、「駅から駅へ」ではなく、「ドアからドアへ」という考え方もモビリティに含まれ、乗客にはさまざまな交通手段をできるだけ簡単かつ便利に組み合わせられるようにすることが必要です。このアプリは、さまざまなプロバイダーやモードを横断して計画・予約するためのワンストップショップとなります。「Mobility as a Service」は、プライベートな旅行だけでなく、大きな可能性を秘めたものです。例えば、当社は現在、Siemens社向けに出張者用アプリを実装しています。このアプリでは、鉄道や公共交通機関、航空、レンタカー、タクシー、自動車など、あらゆる交通手段において、より効率的で持続可能な行程の調整をサポートするために設計された、ドアツードアのインターモーダルサービスを提供します。

Michael Frankenberg氏の言う需要志向のモビリティには、データのインテリジェントな活用も含まれます。「例えば、バスや電車の運行状況をお客様にご案内して、より良い振替手段をご提案することです。そうすることで、システム全体のバランスをより良く保つことができるのです。」

InnoTransでは、「Mobility as a Service」分野の発展を取り上げ、Public Transport(公共交通)部門に初めて「Mobility+」にテーマを絞った展示エリアを設けました。「この会場では、補完的なモビリティサービスの出展者は、国内外の運輸会社、運輸協会、行政機関の関係者と会うことができ、クロスモーダルのコンセプトやシステムを業界に示すことができます。」InnoTransのディレクター、Kerstin Schulz氏は強調しています。

これまでのInnoTransポッドキャストのエピソードは、InnoTransのHPに公開されています。詳しくは、LinkedInTwitterのInnoTransプロフィール、およびInnoTransブログをご覧ください。

InnoTrans について

InnoTrans は2年毎にベルリンで開催される国際鉄道技術見本市です。 前回は、61 ヶ国  3,062 の出展者が参加し、149 ヶ国から153,421 人のビジターが来場して、世界の鉄道業界の革新技術について情報を集めました。本見本市は、Railway Technology(鉄道技術)、Railway Infrastructure(鉄道インフラ)、Public Transport(公共交通)、Interiors(インテリア)、Tunnel Construction(トンネル技術)の 5 つの部門に分かれています。InnoTrans はメッセ・ベルリンが主催します。第 13 回 InnoTrans は 2022 年 9 月 20 日~ 23 日の期間、メッセ・ベルリン国際見本市会場で開催されます。詳細については www.innotrans.com をご覧ください。